今日は成績処理の上で使うと便利な関数と表示上の工夫を紹介します。
今日の目次です。
目標とするデータ
今日は各学期の10段階評価を入れて、学年末に平均評価を出すようなものを作成したいと思います。
また、最終的な評価を5段階に直した評定も同時に計算できるようなものを作成していきます。
作成例はこちらです。
平均を出す
平均を出すのは、有名な AVERAGE関数 を利用しましょう。
D4に入れる式の例は以下の通りです。
=AVERAGE(A4:C4)
これでA4,B4,C4の[7,7,9]を平均した結果が出ます。
今回は 7.7 でした。
これが平均の列に入っているデータです。
四捨五入をする
実際の運用では小数点がついたままでは利用しづらいです。
そこで、関数に四捨五入してもらいましょう。
=ROUND(~~,0)
これで~~部分に入れたものを四捨五入します。
0とつけているのは小数点以下の桁数です。今回は整数がほしいので0にしました。
というわけで平均を四捨五入する場合は
=ROUND(AVERAGE(A4:C4),0)
といった形になります。
これが参考画像中の評価の列に入っているデータです。
ちなみに評定の列に入っているデータは
=ROUND(E4/2,0)
となっており単純に2で割った数字になっていました。
色付けでミスを減らす
評価・評定には色付けをしています。
評価が9・10の場合は評定5
評価が7・8の場合は評定4
評価が5・6の場合は評定3
といった感じでつけています。
その際に3,4,5ごとに色を変えておくことで明らかにミスの発生率が異なります。
そんな色付け設定は 条件付き書式 で自動でつけています。
(むしろ機械にやってもらわないとミスの元)
上図のメニュー内の 指定の範囲内 を利用して9~10の間は赤といった風に作っていきます。
それで作ったルールがだいたいこのような形です。
色で分けておく事で区別しやすくなります。色は分かれば何でもいいです。
まとめ
今日はミスを起こりにくくするヒントを紹介してみました。
まだExcelでしか試していない(実用していない)ので、スプレッドシートでもできると良いなぁと思います。
P.S.
そろそろ仕事納めのためこのブログの更新も仕事納めしようと思います。
また年が明けましたら更新していきますので新年もよろしくお願いします。
それでは、良いお年を。