今日は前回の続きで、Google Docsでいまいちな手応えだったプリントをSpread Sheetで作ってみようと思います。
今日の目次です。
今回の目標
スプレッドシートでプリントを作成する上で今回考慮したのは
- 記入場所の明確化
- 印刷物として配布した場合の書くスペースの確保
- プリントを途中で繋ぎ合わせたりするのでなるべく手間がかからないこと
です。
そして作成したのがこちらです。
授業プリント(sample) – Google スプレッドシート
今回のプリントは、データで配布しつつ印刷したプリントでも配布して、生徒に好きな方を選ばせるような想定で作成しました。
記入場所の明確化
生徒が埋める空欄部を1セルに結合することで記入すべき場所の明確化を図っています。
同時に太枠で囲っていることもポイントです。
また、事前に空欄のセルに文字サイズ、赤字、太字強調の設定を入れているので生徒が入力した際にすぐにわかるようにしてあります。
エクセル方眼紙状態になっていて、恥ずかしいところではありますが
空欄部を1マスに結合しつつ、文中に現れるため左右のどこに現れるかわからない。
という問題を解決しようとするとどうしてもこのような形式になってしまっています。。。
良い方法がありましたらご教示いただけると幸いです。
筆記スペースの確保
次はプリント時の筆記スペースの問題です。
横幅は先述の結合するセルの数で確保できました。
縦幅は通常の2行分のスペースを結合することで解決しています。
このくらいスペースが空いていれば印刷物として配布した際にも狭くて困ることはないかと思います。
全部の行を2倍の縦幅を取ってしまうと、通常の文章の行間が開きすぎて違和感があるので、空欄があるところは2行分、空欄が無い所は1行分としています。
プリントの組み換えの対応
教材を試験範囲の調整などで切ったり貼ったりをすることがあるかと思います。
その際に同じプリントの形式にしておくことでコピペなどに対応しやすくなります。
こういった理由で方眼紙的なスプレッドシートの利用法になってしまうのが非常に心苦しいのですが、作成するものとの兼ね合い上しょうがないような気もしています。
将来的に
例えば、単語を左に寄せ、その説明を右に列挙するような形式が取れるのであれば方眼紙のような形式でなくてもきちんとした表形式で作成できると思います。
イメージは英単語・熟語のリストなどですね。
文章中の空欄を記号で置き換えて、後で空欄部分を用意するような形式でも綺麗に作れるかもしれません。
①や(1)などを文中に入れる形式です。
イメージは模試などの問題に近い形式です。
まとめ
結局のところ、プリントのレイアウトなどは個人の癖が一番強く出るところかと思いますので、あくまで参考にといった形になりますが紹介してきました。
プリントの形式などコメントやTwitterに送っていただけると勉強になりますので、よろしければお寄せください。