今日はそろそろ期末シーズンということで、私がClassroomで成績処理をしている手順を紹介してみようと思います。
今日の目次です。
本日使用する題材と目標
使用するデータ
- Classroomで配布した課題
欲しいデータ
- 課題の点数を合計して平常点の算出
クラスルームで課題を採点して、そのまま授業の課題提出点(平常点)を出そうと思います。
最終的には、Excelのデータとして整理して成績システムにコピペできるようにします。
下準備
Classroomで配布した課題の配点を設定しておきます。
例えば4つの課題で20点分の場合、5点×4なのか7点×2+3点×2なのか。
これを事前に決めておき、設定します。
課題を配布した際に配点が決まっておらずそのまま出した場合も後から設定しなおすことができるので安心です。
課題を 編集 から点数(配点)の再設定ができます。
課題投稿の画面から再設定しました。
課題の採点画面からでも簡単に再設定できます。
課題の採点
課題の採点は、提出された課題を見ながら採点していきます。
課題投稿時に配布した場合は未提出の課題も見る事が出来ます。
(課題採点画面の例、未提出の課題も閲覧/採点することができます)
課題採点の集計
採点をし終えたら成績データをスプレッドシートで集計します。
(とはいえ1クリックですが)
スプレッドシートに成績を映したデータがこちらです。
名前や課題名などは伏せてわかりにくい画像になりましたが、実際に操作をやってみるとすぐわかるかと思います。
ここで、2学期なら2学期分の成績を集計します。
2学期の課題をSUM関数なり数式を使うなりで合計して集計していきます。スプレッドシートのデータでまとまっているので数値を扱うのは容易です。
成績入力
どこの学校もそうかと思いますが、成績入力は専用のシステムがあるかと思います。
Excelデータかサーバー上に打ち込みかそういった形式に変換する必要があります。
そういったデータは出席番号順だと思いますが、クラスルームの整列はアルファベット基準で文字コード順に並べているので順番が前後します。
一旦他のところに貼り付けて並べかえましょう。
私がやっているのはExcelにコピペ用のシートを用意して並べます。
先ほどのスプレッドシートのデータをコピペしてきたら、名前を見ながら出席番号を手入力。(Excelに出席番号の列を用意してあります)
出席番号順に並べ替えして、成績入力媒体にコピペして完了です。
コピペ→出席番号手入力→並び替え→コピペ
と、点数自体は触らないようにすることでミスが少なくなるように意識しています。
気になるポイント
2学期期末で「すべての成績をスプレッドシートに」をすると1学期の成績も含まれるため、見にくいこともあります。
学期ごとにクラスを分けておく運用が良いのでしょうか?
また、クラスルームは姓名の順に自動整列させてくれますが、文字コード表の順のためにあいうえお順の出席番号にならずに整列させる作業が発生します。
英語名の生徒の場合は全てアルファベット入力しておくことで解決できるのでしょうが…日本だけの課題だと割り切って整列させるしか無さそうです。
まとめ
今日は課題の集計手順を書いてきました。
私の授業の課題点はこれで全て集計完了します。
中途半端にクラスルームと独自の集計リストを併用すると手間が増えるだけなので、一気に全部の採点をクラスルーム上で行えるようにしました。
(集計を楽にするために、試験前の授業で慌てて「採点用の課題を配るけど、点数入れるのに使うだけだからみんなは何もしなくていいよ~」と課題を配布したりしています。)
課題の集計や、集計時に便利な関数についての記事も併せてどうぞ。