プレゼンテーションの評価基準

今日は私が授業で評価する時に使うプレゼンテーション評価基準について紹介しようと思います。

授業だけでなく校内での発表などの場面でも通用するかなと思いますので、授業でプレゼンテーションを作らせないという方も参考にしてみてください。

今日の目次です。

評価基準の紹介

普段評価する際に使っているのは

  • テーマ
  • 構成
  • 説明
  • 資料
  • 図表
  • 強調
  • 速度
  • 仕草
  • 時間

の10項目です。

1つずつ見ていきましょう。

テーマ

発表がテーマに沿っているかを確認します。

授業で扱っていますので、学校で扱うには相応しくない内容は評価できません。

普通にやっていれば問題ない項目です。

構成

スライドの構成が考えられているかを評価します。

順序が無茶苦茶であるなどが減点対象です。

説明

説明内容(原稿の内容)などが適切かどうか、行き届いているかどうかなどを評価します。

スライドを表示させながら「こういうことです」とだけ言って次へ進むような場合には説明不足と判断します。

スライド上の文字よりも多く説明する方が自然だと言えます。

スライド上に文字が多くて説明が少ないより

スライド上の文字が少なくて説明が多い方が伝わりやすいでしょう。

資料

スライド上のレイアウトや文章量などを評価します。

説明の項目と同様に

スライド上に文字が多くて説明が少ないより

スライド上の文字が少なくて説明が多い方がわかりやすい

を基準に判断していきます。

また、右揃えと左揃えが1ページごとに変わるようなスライドも資料としては見づらいですので見やすさも考慮して評価します。

図表

グラフや表を適切に利用できているかを評価します。

発表の際に説得力を持たせるためにグラフや表は重要です。

キャラクターの画像を大量に使えばわかりやすいかというとそうではありませんので、図表を利用している量ではなく適切な量、必要な量かどうかで判断します。

また、無関係な図表は混乱を招きますので、内容に沿った図表かどうかも判断基準です。

量だけではなくも重要です。

強調

スライド上での文字等の強調を評価します。

文字が一色で単調に構成されたスライドは、どこが重要な部分なのか判断しにくいです。

一方で、が変わっていたり太字になっていたりサイズが変わっている文章はどこが重要な部分かがわかりやすいため伝わりやすいといえます。

色が変わっていても全て同じ色の場合は強調という観点から見ると強調できていませんので減点と考えます。

発表の際の声の大きさを評価します。

相手に伝えるために発表を行うわけですから、当然相手に伝わらない小声では評価できません。

教員が教室の一番後ろに移動して聴講/評価することで、一番後ろまで声が届いているかどうかを判断できます。

速度

声と同様、発表の速度も大切な要因です。

早口では伝わりませんし、遅すぎては退屈で聞いてもらえません。

話し方にも適切なスピードが求められます。

仕草

発表者の発表時の姿勢などを評価します。

前(聴衆の方)を向いているかどうかで声が届くかどうかも変わってきます。聴衆の表情を見ながらアイコンタクトが取れれば相手への伝わりやすさも変わってくるでしょう。

図表などを指して「この部分を見ると」といった説明をすることも相手への伝わりやすいポイントですので、そういう動作/仕草が見られる生徒は高く評価しています。

時間

発表の時間は有限です。

誰もが好きな時間発表していいというものはあまりありません。

事前に●分~●分といった形で指定しておき、その時間内に収めるというのも技術ですので、それがきちんと時間内にできるかどうかで評価します。

この評価をするために、全員の発表をストップウォッチで計測しておいていますが、生徒の体感覚での時間と大いにズレることが多々あり、時間間隔を理解させる手助けにもなっています。

また、「時間内に収まるように事前に練習する事。」という説明をしながらリハーサルを推奨しています。

リハーサルをすることで、時間内に収めること以外にも振り仮名の確認であったり操作の手順などのポイントも再確認することができますので大切な要素です。

わかりやすいプレゼンテーションのイメージ

授業の中でわかりやすく相手に伝える。という点において目標と据えているのはTV番組です。

映像を流しながらテロップで要点を抑え、ナレーションで説明する。

このスタイルには相手に伝わりやすい要素が詰まっています。

視覚的には、画面いっぱいに広がる大きい画像に説明の文章が少し。

ここに「です。」「ます。」は必要なく「広大な自然」といったように簡潔に表せる言葉がフィットします。

聴覚的には、落ち着いたナレーションで「広大な自然が広がります。」と要点がしっかりと丁寧に伝わる話し方をします。

早口すぎても聴衆は情報が処理できませんし、遅すぎても退屈です。

これまでにプレゼンテーションを未体験/経験少の生徒が目指すものとして、理想はTV番組のような発表というのが良いでしょう。

もちろん、TEDやスティーブ・ジョブズのような聴衆に説得力を持たせてインパクトのある発表が出来ればそれに越したことはありませんが、いきなり目指すところとしては難しすぎますよね。

というわけで私の授業ではTV番組のようなプレゼンテーションをイメージして指導をしています。

まとめ

今日はプレゼンテーションの評価基準をまとめて紹介しました。

あくまで私のやり方なので、良い所も悪い所もあるかと思いますが参考にしていただければ幸いです。

途中から説明が長くなってしまった気もしますが、伝わっていることを願います。。。

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