授業の目的に合わせて投稿方法を変えてスマートに活用しましょう。の回。
こんにちは
プロフィールを設定しましたITeacherです。
プロフィール画像を何か考えないとなぁと思ってます。何にしようかなぁ。
今日はClassroomでの投稿シリーズ2日目。授業内容に応じた投稿方法の紹介です。
投稿の方法については前日の記事をご覧ください。
授業の目的に合わせた投稿方法を紹介していきます。
今回は
- 1.授業で使った資料を配布したい
- 2.教材を配布して記入させたい(授業プリント配布)
- 3.ひとつのファイルに全員で記入させたい(グループワーク)
- 4.一問一答のアンケートに回答させたい
- 5.本格的なアンケートに回答させたい
- 6.資料を見ながらアンケートに回答させたい
- 7.小テストに回答させたい
以上の7つについて紹介していきます。
この他にも「こういう用途で使いたい」といった希望がありましたらコメントで聞いてください。
ところでその前に、まずはClassroomの投稿にどんなものが貼り付けられるのかを紹介します。
Classroomの投稿にはさまざまなファイルが添付できます。
パソコンの中のファイルをアップロードすることも出来ますし、YouTubeの動画を貼り付けることも、外部サイトのリンクを貼り付けることもできます。
officeソフトのデータも配信できますが、Microsoft Officeのデータはレイアウトが崩れる場合があるので注意してください。
一方でG Suite(Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライドなど)はレイアウトが崩れずにデータの配信ができます。同じGoogleのサービスですからね。
それでは目的別に投稿方法を見ていきましょう。
1.授業で使った資料を配布したい
授業の資料は お知らせ で配布しましょう。
お知らせで貼り付けたファイルはクラスの全員が見ることができるため、全員に一斉に資料添付するにはピッタリの投稿方法です。
オススメはプリントなどのデータをPDFにしてから貼り付ける方法です。
1つのファイルで複数ページのデータが配信できますしレイアウトが変わりません。
2.教材を配布して記入させたい(授業プリント配布)
授業に使うプリントなどを配信する際は 課題 で配布しましょう。
課題に貼り付けた資料は3つのモードを選ぶことができます。
この3つのうち 各生徒にコピー を選ぶことで、生徒1人1人にコピーを配信してそれぞれが自由に書き込むことができます。
3.ひとつのファイルに全員で記入させたい(グループワーク)
全員でひとつのファイルを共有するようなグループワークをする際はファイルを 課題 で配布しましょう。
資料のモードのうち 生徒はファイルを編集可能 を選ぶことで、生徒全員が同じファイルに書き込むことができます。
(ただし、全員が同時に同じ個所に書き込もうとするとてんやわんやになります。)
Google スライドでページを分けておき、「出席番号1番の子は1枚目のスライド、2番は2枚目のスライド…」などとするとひとつのファイルに全員の意見が書き込め、全員が確認することができる仕組みになります。
4.一問一答のアンケートに回答させたい
一問一答形式の簡単なアンケートを取る場合には 質問 で投稿しましょう。
記述式と選択式の2つが選べます。
記述式では、生徒は短い文章の回答が出来ます。
選択式では、投稿時に設定した選択肢による回答が出来ます。
文化祭の出し物決定や合唱コンクールの曲の決定などホームルームクラス運営で活用できそうです。
5.本格的なアンケートに回答させたい
2問以上ある本格的なアンケートはまずはGoogle フォームでアンケート自体を作成しましょう。
作成したアンケートは 課題 で投稿することで未回答者の確認が出来て便利です。
6.資料を見ながらアンケートに回答させたい
資料を読み、アンケートに回答させたい場合(夏期講習の講座一覧を見てから希望を取る場合など)には資料+アンケートを添付して 課題 で投稿しましょう。
資料はWordやExcelファイルなどが多いと思います。添付のモードを 生徒はファイルを閲覧可能 にすることで生徒は見られるが書き込めないという状態で配信できます。
アンケートは5番と同じくGoogle フォームを使って作成して添付しましょう。
7.小テストに回答させたい
小テストもGoogle フォームを使って作成することができます。
こちらも 課題 で投稿することで完了者と未完了者がわかります。
また、フォームから成績をインポートすることで各生徒の点数が一発で入力できます。
フォームの小テストの方で自動採点にしておけば、生徒が小テストに回答してから採点して返却までを3分以内で行う事ができます。
この記事の中でも特に強くオススメしたい活用法です。
まとめ
以上7つの目的別投稿方法を紹介してきました。
完了した人数がわかる課題が特に使い勝手が良いのでうまく活用していきたいところです。
また、Google フォームは非常に強力なパートナーになるので是非とも使いこなしたいですね。