Classroomの課題システムで成績処理を時短してしまおう。の回です。
こんにちは
教員の皆さんが成績処理をしているシーズンが到来していますが割と余裕があるITeacherです。
今日はClassroomの課題集計を使って学期ごとの成績の処理する方法を紹介します。
今日の目次です。
はじめに
まずはどんな仕組みで出来ているのかを紹介します。
やることは単純に
- 先生が課題を出す
- 生徒が提出する
- 先生が採点する
を学期中課題の数だけ繰り返します。
最後に全てまとめてスプレッドシートにコピーすると自動で表の形にしてくれているので合計すれば終わりです。
課題をいくつもこなした後の集計が簡単になります。
課題の設定
早速やりながら見ていきましょう。
まずは課題を出します。
自己紹介を作成する課題を出しました。
ところどころ隠していますがご了承ください。
課題をクリックして詳細ページへ進むと生徒の進行状況がわかります。
左側が生徒の一覧で成績が書き込めるようになっています。
右側は生徒の課題でクリックするとそのファイルを開きます。
誰がどれくらい書いているか、ほぼリアルタイムで確認できるため採点時はもちろん、進捗状況が気になる時も確認ができます。
配点と採点
成績集計前に事前に点数を設定しておきます。
後から配点を変える事も出来ますが、生徒に対して課題の配点を公表しておく方がフェアだと思いますので、事前に設定しておけると良いでしょう。
採点は、1人ずつ課題をクリックして開き、確認してから一覧に点数を入力していきます。
ここに入力しただけでは生徒にはまだ点数がわかりません。
生徒に採点結果を通知するために 返却 を行います。
返却 をクリックすると
確認画面が出ますので点数の再確認ができます。
また、最下部にはコメント欄があり、返却時にコメントを付けて返却することが出来ます。
チェックが入っている全員にこのコメントが行きます。
例えば
満点の人には「良く出来ています」
他の人には「提出を確認しました」
などと分けたい場合は
1.満点の人にチェックを付けて返却ボタン コメントを付けて返却
2.他の人にチェックを付けて返却ボタン コメントを付けて返却
と2回に分ければ実現できます。
1人だけチェックをすれば個別コメントとしても使えます。
成績の集計
各課題が採点し終えたら集計をしましょう。
課題の詳細画面から右上の歯車のマークのメニューを選びます。
すべての成績をGoogle スプレッドシートにコピー を選ぶと集計結果がまとめられます。
(隠さなきゃいけないところだらけでわかりにくかったので言葉で補足しまくりました。)
こんな感じで集計してくれます。
後は、最後にSUM関数でも入れて合計を出せば成績の集計終わりです。
まとめ
この成績処理システム、事前に配点を上手く決めておくことが出来れば非常に使いやすいです。
配点の設定をせずに全部100点満点で採点したりすると最後の集計が面倒くさいことになるので配点の設定をしっかりと行うことをオススメします。
小テストからも成績をつけられます。